鍛造グループ
荒谷 忠行TADAYUKI ARATANI
INTERVIEW鍛造技術者としての自負を持って仕事に取り組んでいきたい
業務内容を教えてください
はじめに、鍛造についてですが、鍛造とは金属に圧力を加えて形を変えると同時に金属の組織を強くする製造技法の一種で、「鍛」は鍛錬、「造」は造る、つまり鍛えて造るという意味です。日本刀を造る職人である刀鍛冶をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれませんね。ただ、刀鍛冶との違いは造る物の大きさです。私たちは最大で4トンにもなる金属を鍛造しています。重さを身近なもので例えるなら、プリウス3台分です。刀とは違い、手で持つことは出来ない重さですから、4名程度でグループを作り、専用のフォークリフトと油圧プレスやリングローリングミルという機械を駆使して、金属を様々な形状に変化させて製品を製作しています。
どんなところにやりがいや喜びを感じますか?
これまで何度も新たな仕事に挑戦してきましたが、なかには上手くいかずに、何度も失敗を繰り返した仕事もありました。その度に、失敗から成功につながるヒントを拾い集め、必死に知恵を絞り、グループの皆で力を合わせることで製品を完成させることが出来ました。そのような困難な仕事を乗り越えた時は大きな達成感を味わうことができますし、自信にもつながり、次の新たな挑戦にも意欲が湧いてきます。また、営業担当を通じてお客様の声を聞ける時があるのですが、「他社は出来ないのに、ミナトは出来るって、さすがだね」「他社よりもとても綺麗に作れているね」というお褒めの言葉を頂けた時は最高の気分になります。
今後の目標を教えてください
これまでも、これからも新たな仕事にどんどん挑戦していきたいです。そのためにはもっと腕を磨く必要がありますし、日々のひとつひとつの製品を丁寧に、綺麗に仕上げていくことを心掛けることが大切だと考えています。そして、鍛造技術者としての自負を持って仕事に取り組んでいきたいです。
応募者にメッセージをお願いします
職種上、暑い環境での仕事になりますが、仕事を終えて帰宅し、お風呂で汗を流した後の一杯は爽快です(笑)。「ものづくりがしたい」「技術を身に付けたい」そんな意欲を持った方が仲間入りする日を楽しみにしています。ともに最高の鍛造技術者を目指しましょう。